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 校長 西嶋崇広


第二学期の活動より 
 実り多き第二学期も終わりました。2年ぶりに行われた全校行事である「栗田祭」は、727人の参加者があり、伝統の小1栗田げんき太鼓・高3の栗田祝い太鼓、そして各学年の日常の学習を発展させたステージ発表は成果発表であり、それぞれの表現力に感動しました。校外の活動では、全国産業教育フェア秋田大会において、高等部生の活躍が際立っており、展示販売や体験のほか、技能大会や会場のスタッフとして、大会運営に当たりました。また、中学部のおにぎり販売も来場者から喜んでもらいました。新屋地区の初イベントでも、積極的に参加する児童生徒の活動に、地域の方々から励ましや感謝の声が聞かれました。日常の学習活動のほか、校外学習やくりリンピック、作業実習、現場実習など、学習の成果や課題を違う環境で試す機会は、確かな実力につながります。(12/25) 

 〔小学部 くりリンピック〕

〔大森山動物園感謝祭での販売〕

〔外部委託清掃実習 パスタ店舗〕 

〔さんフェア秋田終了 達成感・充実感〕

実りの秋、学習の成果が表れています 
 今年度の教育活動も前期を終了しました。これまでの学習の成果が様々な学習場面、生活場面で表れています。小学部1年生の集団活動での話を聞く、発表する姿勢と意欲的な取り組み。中学部3年生修学旅行での縄文縁日は体験発表の機会となり、自信に満ちあふれていました。高等部の実践的な作業学習や校外実習は、生徒本人の働く力の向上と地域の活性化にもつながっています。また、「働く広場」10月号に本校の実践的な職業教育が紹介されました。
 これから、さんフェア秋田や栗田祭、地域活動などの学習がありますが、画一的な計画や例年通りの内容ではなく、児童生徒・職員ともに「一工夫」を加えて取り組み、実り多き秋にしたいです
(9/29) 
 
栗田げんき太鼓 練習中

東京:縄文縁日の開催 

事業所内作業学習:白華の郷 
 
 
ねんりんピック秋田 ボランティア活動 

 就職を目指す生徒の希望による夏季作業実習
  昨年度から、長期休業期間に就職を目指す高等部生徒が自主的に作業に取り組む機会を設定し、普段の班別作業学習や専門教科の活動のほか、初めての貴重な体験となる仕事を行っています。長期休みの生活を部活動と同様、目的を持って主体的に取り組む姿に、高校生らしいたくましさと頼もしさを感じます。(8/10)
 
ねんりんピック弓道競技記念品製作
 
駐車場白線引き作業
 
動物園内花壇:除草と追肥
 
各種大会用応援旗制作
 
秋田きらり支援学校の車いす清掃・磨き
 
校内ワックスがけ作業

職業教育フェスでの主体的な活動
 今月行われた秋田県特別支援学校職業教育フェスティバルにて、技能競技大会と実践発表会、カフェくりた、作業学習製品販売のほか、生徒自らの主体的な活動として、作業製品展示とその展示品解説を行いました。そして、新たな活動として、主催者である県教委の会場係を職業科1年生が行いました。時間に合わせてのブースセッティングや終了後の後片付けなど、指示と自己判断で取り組みました。職業教育フェスが生徒の運営で進められることは、大変意義のあることと思いますので、今後もできる活動を増やしていきたいと考えます。
(7/18) 
 
[カフェくりた、作業製品販売]
 
[ブース清掃]
 
[作業学習製品展示・解説]
 
[ブースセッティング]

 伝承 新屋の鹿嶋祭参加 
 本校独立開校の翌年、昭和62年から毎年参加している、地域の伝統行事「鹿嶋祭」は、今年度から秋田市指定無形文化財「新屋の鹿嶋祭」となりました。早朝までの雨も出航時はあがり、小中学部と職員、保護者が日吉神社参拝に出発しました。本陣の「栗田丸」のほか、本校町内の北新町の船にも参加しました。戻りの途中では、恒例の飲料ふるまいがあり、本校職業科の「カフェくりた」スタッフ生徒が、全町内の一団へ飲み物を提供しました。また、高等部生徒は見送りの励ましと出迎えを行い、全校の活動としています。
 子どもたちの健康とたくましさを願う、鹿嶋人形や五色旗、見返り絵、そして船巡航、船流しの31年伝承している祭には、熱き心と勢いを感じました。(6/14) 
 
     日吉神社 入船


   

黒 松 の 植 栽  
  創立30周年を経て、新たな伝統づくりを目指して、本校の名称の由来である栗田町、「栗田神社」、日本海沿岸の人々やくらしを飛び砂や風雨風雪から守るために松の植栽に尽力した「栗田定之丞」に関わる活動を開始しました。
 はじめに、学部ごとの「黒松集会」で、栗田の由来と栗田定之丞を学び、黒松の播種から育苗、新屋地域での植栽、松枯れ整備の活動に全校で取り組むこととしました。
 地道で長期に渡る活動ですが、県林業研究研修センター、地域振興局、NPOあらや松林様のご協力の下、本校に関連し、地元地域に根ざした取り組みであり、風土や公益、を学ぶ機会となります。
(5/19) 
   

年度初めのご挨拶 

  4月1日、本日から今年度が始まりました。教職員転入者21名が加わり、創立30周年を経た栗田の教育活動が動き出します。
 さて、昨年度は、新屋地域の人的物的資源を活用して、各学習活動の目標達成や活動内容の充実を図る視点での「地域学習」を活発に行うことにより、新たな取組も増えてきました。今年度はその継続発展と、さらに新規開拓を通して、学習活動の充実を図ります。
 そこで、本校HPをご覧の上、情報提供やご支援をどうかよろしくお願いいたします。(4/1)





新屋地域冬行事 〜あらや大川散歩道 雪まつり〜
栗田の店舗とおもてなし
 第15回を迎えた雪まつりは、新屋駅から美術大学までの桜並木の歩道に3000個のミニかまくらの灯火と地元の飲食店舗の販売です。今年度の本校参加は、職業科の希望10人の生徒で、ミニかまくら制作から、テント内での「カフェくりた」と作業製品販売を元気と笑顔で取り組みました。日中から天候も良く、夕方からのろうそくの灯火も情緒豊かで、大勢の参観者あり、玉こんとおでんも大好評・完売でした。また、テント脇に栗田「K」や王様のいすの雪像を造ったところ、家族連れの方に大人気の写真撮影スポットになりました。そして、生徒たちが遊びに来た子供たちと雪玉投げや追いかけっこなどの遊び相手をする姿、その子供たちを連れてきた家族に喜ばれている姿、に大変嬉しくなりました。無邪気な姿と自然なかかわり、おもてなしの神髄を観ることができました。(1/30)
   
   
   
 各種活動用幟 製作、完成
 高等部1年生の後期現場・校内実習(グループ5人)へ、本校の大会応援や校外での店舗販売、展示など、各種活動に使用する「幟:のぼり」の製作を依頼しました。その際、デザインはシンプルで、きれいな仕上がりになるよう注文しました。5人の生徒は、生地の裁断からミシンがけを丁寧に行い、色塗りでは特に「」マークの三色の青作りと文字の枠(端)を失敗しないように、真剣かつ集中して取り組んでいました。「ちょっとくらい出ても、曲がってもということはできない」極める仕事を体験したようです。
 完成後、校長室へ納品にきた生徒の表情、姿には、注文通りの完成と達成感があり、苦労した点など、実感を込めて伝えてくれました。全力で取り組んだ結果が、生徒たちの自信に満ちた報告に表れており、幟の完成以上に依頼して良かったと思いました。(12/21)
   
   
 創 立 30 周 年 記 念 式 典
〜児童生徒の活躍〜
 11月3日、多くのご来賓のご臨席を賜り、総勢700名での盛大な式典を挙行することができました。地域の方々、日頃から本校を支えてくださっている皆様に感謝申し上げます。さて、式典後のアトラクションでは、小・中学部が地域の伝統行事参加の鹿嶋船を運航し、小学部1年のかわいい「栗田げんき太鼓」、そして一糸乱れぬ高等部3年の新曲を含む「栗田祝い太鼓」が感動を与えてくれました。中・高等部生徒が作業学習で製作した記念品も素晴らしいものでした。これだけではなく、事前の校舎清掃や式典会場準備から、当日の第二部会場設営、湯茶等の来賓接待など、高等部生徒の活躍がありました。また、当日に合わせて完成した記念碑(中庭に建立)は、地域の専門企業の指導協力により、セメント加工班が制作しました。できること、生徒自身で行うこと、作り上げることの実践がありました。記念式典が、日常の学習の実践と発展の機会になったことも嬉しいことでした。(11/9)
 

[新屋の鹿嶋船運航]
 

[小1年 栗田げんき太鼓]
 

[高3年 栗田祝い太鼓]
 

[セメント加工班 記念碑 建立]
 美 大 生 と と も に
〜美大祭の活動を通して〜
 同じ秋田市新屋地区で学ぶ秋田公立美術大学並びに同大附属高等学院の大学生・生徒との共同学習を続けており、今年度初めて美大祭実行委員会より、大学祭での出店依頼がありました。高等部は、すぐに承諾、そしてその準備にかかりました。当日は秋晴れと爽やかな海風の中、本校テント一張り、普通科の作業学習製品販売、環境・福祉科のカフェくりたを営業しました。陶芸品やガラス製品など、美術家や美大生の目にとまる製品への感動、環境・福祉科自作テーブル・いすにて、美味しい栗田コーヒーを心地よく味わう人、生徒の活動が美大祭にとけ込んでいました。また、店舗の係交替で、各イベントを見てまわる生徒にとっては、美的感覚を磨くだけでなく、大学生や参加者との触れ合いは貴重な機会となったと思います。併せて、同大学祭主催の絵画展では、本校生徒の独創と味のある作品が表彰されたこともたいへんうれしく思いました。今後も、美大とものづくりや共同活動を続けていきたいと参加者皆が思いました。(9/26)
 

 [作業学習製品販売]
 

[カフェ くりた]
 

[美術制作:絵画入選]
 実践的な職業教育の紹介〜その2〜

 8月20〜21日、秋田で初開催の全国知的障害教育校PTA大会が開催されました。本県児童生徒の様々な取組を紹介することを通して、各校の頑張り、そして保護者の協力や支援体制を伝えたいと考えました。県外の参加者からは、本県の連帯感、各校PTAの熱意と底力に感動したという声が多く聞かれ、大変うれしく思いました。
 さて、本校では、高等部生徒による大会当日の作業製品販売やドリンクサービス、懇親会での栗田祝い太鼓の演奏があり、貴重な機会となりました。併せて、第一学期の作業学習と夏季作業実習の中で、乾杯グラス記念ネーム付き(お土産用)、本大会プレゼント用のうちわ(大会名入り)を各600個製作しました。連日の暑さの中で、生徒にとって規格品の大量製作は、体力はもちろんのこと、スピードと要領、工夫など働く実感を得ることになったと思います。先日、推進連盟の大南理事長様、文科省の丹野調査官様より、各校作業製品の質と本校乾杯グラスについて、お褒めの言葉が届きました。子供たちの頑張りが理解され、感動を与えた大会となったこと、実践的な職業教育の機会となったことが、大会そしてこの夏の成果と思います。(8/31)

 

[乾杯グラス 秋田 んだ]
 

[プレゼント用うちわ]
 

[ドリンクサービス]
 

[栗田祝い太鼓]
 実践的な職業教育の紹介〜その1〜
 今月15日に開催された秋田県特別支援学校職業教育フェスティバルでは、技能競技大会での活躍だけでなく、作業学習実践発表やカフェくりたの営業のほか、作業製品展示と販売を事前準備から当日の装飾・陳列など、すべて生徒が主体的に活動しました。そして、21日は、技能競技大会の表彰伝達ではなく、新しい試みとして高等部全体での報告会を実施しました。競技参加生徒の今後の抱負を含む発表、実践交流会での発表内容や製品展示での他校製品の感想などがありました。また、今後の作業学習や実習、働く姿勢についての話も出ていました。
 この取組は、産業教育フェアにつながるとともに、学科合同による職業教育の実践の一つになりました。来週からは、3年生は就職前提の実習に入りますが、1・2年の就職希望者による夏期作業実習も実施します。この実習は、通常の作業学習のねらい以上に、「技を身に付け、稼ぐ動き」を体験することとしています。生徒たちは、作業活動を通して、仕事に就く基礎を積み上げていきます。がんばるぞ! 栗田ブルー。
(7/21)
 
[Cafeくりた 営業]

[作業製品 展示準備]
 
[技能競技大会 出場報告]
地域の伝統行事「新屋の鹿嶋祭」参加 
 本校開校2年目の昭和62年から参加している「鹿嶋祭」は、秋田市の無形民俗文化財指定となり、「新屋の鹿嶋祭」の名称になりました。晴天のなか、高等部生の見送りの後、中学部の曳く栗田丸の船と小学部の太鼓車、保護者を含め、総勢300名以上の参拝行列は、かけ声と太鼓で各町内を練り歩き、街に活気を与えるとともに、励ましの声もいただきました。また、各町内の戻り船が一息つく休憩所では、高等部環境・福祉科の生徒によるドリンクサービステントがあり、ここでも本校の生徒の頑張りがありました。この日のために、校内実習で、テントの校名ペイント、イベント用いす・テーブルなどを制作しました。これも大好評でした。今年度の栗田丸見返り絵は、「創立30周年、新屋と共に」とし、これからも、新屋での学習、新屋との学習をさらに広げていきますので、どうか御支援をお願いいたします。(6/12)
 
[栗田丸 見返り絵]
 
[300名での運行]
 
[各種ドリンクと玉こん サービス]
 
[大人気のいすとテーブル]
頑張って歩き、動物と触れ合った、小学部「春の遠足」 
 5月20日、青空の下、爽やかな海風を感じながら、ゆっくり歩く小学部「春の遠足」を行いました。目的地は、地域にある大森山動物園。子どもたちは、動物たちをじっくり観察する人、触れ合いを楽しむ人、エリアをどんどん探索する人、思い思いに活動しました。歩き疲れも心配しましたが、帰りもしっかり歩き通しました。子どもたちの体力、たくましさにも驚かされました。大森山動物園への遠足は、本校開校当時からしばらくは「春の全校遠足」として、全校縦割りのグループで、中学部や高等部生徒が小学部児童の手を引いたり、かけ声をかけながら歩きました。
 現在、大森山動物園は、浜田小学校との象の餌づくり、作業学習での製品販売、園内の花壇づくりや除草など、本校の様々な教育活動でお世話になっています。これからも、動物との触れ合いや参観者の方々とかかわりから学ぶ学習を広げていきたいと思います。
(5/25)
   
   
[園内の育苗・花壇整備活動]
栗田ブルーの空のもと 創立30周年記念運動会開催
〜高等部生徒のもう一つの活動〜 
 
 5月14日、青い空と爽やかな風を浴びながら、記念運動会を行いました。児童生徒みんなが徒競走や趣向走、ダンス、そして色別対抗リレーで力一杯活動しました。高等部生徒は、前日準備や当日の受付、道具係、アナウンスのほか、出場する各競技種目の合間を縫って、補助員を新屋高等学校の有志ボランティアとの協力体制をとり、素早い動きで活動しました。そして、運動会終了後の片付け、テント撤去も自分たちで力を合わせて行いました。「機転を利かす」、「声を掛け合う」、「安全面と丁寧さの配慮」など、素晴らしい活躍をしていました。これも、「行事で育つ」力の一つと思います。これからも、行事や活動の前後の主体的、自主的活動を進めていきます。(5/14)
 
[あいさつ、受付、案内]
 
[小学校趣向走 補助]
 
[中学部趣向走 補助]
 
[後片付け]
  今年度の地域活動  始まりました

 桜満開、そして爽やかな春の風により、花びら舞い散る中、新屋地域の賑わいづくり行事の一つ「もの×まち さんぽ」に、高等部環境・福祉科の生徒が、新屋表町通りメイン会場に喫茶を開店しました。旧酒造店や商店、工房などに「手づくり品」市が10カ所設けられ、工芸愛好家や家族連れの人たちで賑わいました。本校生徒は、本格コーヒーやジュースの他、ひと味違う「たまこん」を販売しました。昼食は、朝から生徒自身が学校で作ったおにぎりとおかずであり、地域交流だけでなく、調理実習の機会にもしているところが、素晴らしいと感じました。今後は、店舗の装飾や道具の製作と改良を作業学習として取り組む計画です。一つの活動から、様々な教育活動に発展させていく楽しみがでてきました。(4/25)

 

[店舗販売]
 


[新屋表通りの桜]
 


[手作り昼食]

  新年度のごあいさつ
 
 はじめまして 今年度着任いたしました西嶋崇広(にしじま たかひろ)でございます。
 本校は、県内各校(一部除く)と同様、校名を変更し、「栗田支援学校」となりました。併せて、栗田養護学校として独立開校してから、30周年の記念の年となります。栗田の学校色と同じ青空のもと、4月6日に入学式を挙行し、新入生67名、そして転入生4名、全校児童生徒252名の新学期が始まりました。
 これまで、積み重ねてきた教育活動、そして地域の学校・園、事業所、地域の方々との交流をさらに推進するとともに、新たな地域活動を展開していきたいと考えております。これは、特別支援教育の理解促進と本校児童生徒の「自立と社会参加」に向けた教育実践であり、「できる力」の試行・発見・習慣になります。
 これからも、本校の教育活動へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつといたします。
 (4/12)